Month: September 2019
ベネフィットを意識したチラシでぶれないターゲティングを

地域やエリアを限定したマーケティングでは、チラシという古典的なマーケティングも有力な選択肢の一つです。新聞に折り込んだり住居のポストなどに投函するなど、従来から馴染み深く実績のある方法です。しかしながら新聞折込などのチラシを活用しても、結果につながらず反響率も低いとの実感を持っている場合には、重要なポイントを見落としている可能性があります。 ただ闇雲に数多く配布するだけで結果を期待するのは困難かもしれません。広告方法はその舞台をリアルな街角からインターネット空間まで多彩なアスペクトが存在していますが、どの条件のもとにあっても誰に何を伝えるのかを明確に意識することが必要不可欠といえます。そこでチラシを活用してベネフィットにつなげるために留意するポイントを検討してみましょう。 まず確認してスタッフ全員で共有したいのが、目的にあります。来店促進やリピート客の獲得・休眠顧客の購買意欲喚起など目的を明確化すると、コンテンツの方向性もおのずと決まってくるでしょう。目的を明確にすることで、ターゲット層の想定・配布エリア、配布方法なども確定していきます。 ところでダイレクトメールではターゲットの属性は決まっていますが、チラシの場合はそうではありません。だからといってターゲット想定をおざなりにしていいわけではなく、明確なターゲティングを実践しないと、何を主張するべきなのかぶれてしまい思ったような反響率などにつながりません。そしてタイミングをみはかることもポイントです。例えば家電量販店のチラシは週末折込に良く見られます。週末であれば家族全員の目にとまるので、家電購入の動機付けにもなります。つまり絶妙のタイミングを意識して、配布するタイミングを選定しているわけです。 そして当然のことながら、チラシのデザイン面には訴求性を備える必要があります。情緒的な見た目やコンテンツだけでは、購買意欲を喚起するのは難しいのは確かです。この商品やサービスを購入すれば具体的にどういったベネフィットを期待できるのか、読み取れるような機能的なコンテンツを提供することが求められます。 情緒的にかたよらずに、ベネフィットを具体的にイメージできる機能的な意匠とデザイン、これらは常に意識するべきです。ところで一通りのアイテムに囲まれた社会では、商品などに自己表現へのニーズが高まります。商品のデザインや機能性に自己表現を実感させるチラシ作成に取り組むのも忘れてはならない視点のひとつです。

2019年09月22日