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ターゲットへの確かなアプローチが難しいアドネットワーク

2019年07月23日
パソコンを使用ながら電話をする女性

従来のインターネット広告を出稿する場合には、各媒体ごとに広告を依頼することが必要でした。個別のサイトに依頼しなければならないので、実績のあるサイトは自ら探す必要があり、それぞれの課金体系が異なるのでコストの見通しを立てるのが難しいというデメリットを抱えていました。広告サイトから見ると、広告主からの依頼を受けると、ウェブページに付け加える手間がかかるので相応の負担になり利ざやもあまり期待できない側面があります。このような状況を一変させることになったのは、2008年頃より登場したアドネットワークになります。

アドネットワークとは、広告媒体であるウェブサイトを数多く集めて、広告配信ネットワークを形成し複数のウェブサイトに広告を表示させると言うものです。従来は単発のウェブサイトで散発的に広告を提供するに止まるため、想定しているターゲット層からのトラフィックの数を見込むのは困難でした。これに対して、アドネットワークを採用すると、複数のウェブサイトを活用して広告を実施することが可能になるので、全体をあわせると数多くのトラフィックを確保することができるようになりました。つまり広告を出稿する側からみれば大きなメリットを享受することができるようになったのです。立場を変えて、こうした媒体の側からみると、アドネットワーク事業者に発注や掲載などの手間を委ねることができるので、効率的に収益を見込めて、やはりメリットがあります。

ところでアドネットワークに関連してDSPというものがあります。両者は混同されがちですが、アドネットワークはネットワークであって、DSPはツールに過ぎないということは確認しておきましょう。アドネットワークはウェブサイトから、ブログやSNSなど各種のメディアを包含するネットワークです。DSPを実装することで、複数のメディアに広告を配信することが可能になりました。このようにアドネットワークは広告の出稿などを最適化し、ウェブマーケティングの効率化に大きく寄与したのは事実です。しかしながらメリットばかりではなくデメリットがあるのも事実です。

デメリットとしては複数のメディアに出稿することになるので、出向先が自サイトのターゲット層とミスマッチを起こす可能性があります。このような問題は事前に綿密に確認しておいても遭遇する可能性が否定できません。そのため常にコンバージョンで検証しながら、広告メディアの見直しなども行うことができれば理想的です。